リラックスアイ
(2009年5月1日)
まぶたで体調と先祖がわかる!?
寝不足や疲れているときにできる目の下の’クマ’。 これがあると表情もどことなく暗くなりがち。 そんなイメージを吹きとばそうとして元気なふりを装っても、周囲からは「あれあれ~?むりしてるんじゃないのー」と心配されたり・・・。
このような厄介なクマがなぜできるのかというと、それにはまぶたの構造が深く関係しています。 まぶたの皮膚は体の中で最も薄く、しかも皮膚の下に脂肪がなくてすぐに筋肉です。筋肉は動くたびに酸素や栄養を使いますから、それを供給するために細い血管がたくさん伸びています。 疲れや体調がよくないときは末梢静脈の血流が悪くなるので、まぶたの静脈も血液が滞りがちになります。そして、その滞った静脈血が薄い皮膚を通して透けて見えるというわけです。
こうしてできたクマを取るには、まぶたの血流をよくするのが一番。 女性ならもうご存じかもしれませんが、冷たいタオルと温かいタオルをかわるがわるあてたり、軽くマッサージしてあげるとよいでしょう。
クマと並び、若い女性に多いもう一つの目の悩みは’一重まぶた’。 鏡を覗きならが「どうして外人さんみたいにパッチリした二重じゃないのかしら」なんて思ったことのある方も少なくないのでは? 実は日本人はまぶたの皮膚が厚く脂肪が欧米人より多いために、二重にはなりにくいのです。どうやらこれは大昔に、日本人の祖先が寒い地域にくらしていた名残のようで、眼を寒さから守るために厚いまぶたが必要だったという説があります。
最近は美容整形(医学的には整容といいます)に対する社会意識が変わり、気軽に二重まぶたのアンチエイジング(抗加齢)手術によって自分の’これから’を変えてみようとする中高年の方も増えています。 でも、ひょっとしたらなにか病気が隠れているかもしれないので、こうした目的で手術を受ける前に、一度は眼科医に相談したほうが安心です。
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